ロブスタ種というコーヒーを飲んだ話
コーヒー豆の種類で「ロブスタ種」って聞いたことありますか?コーヒー豆の三代原種と呼ばれるうちの1つがロブスタ種なのです。ロブスタ種のコーヒーを入手したので、それがどんなコーヒー豆なのか、どんな味なのかを書いてみました。
アラビカロブスタリベリカ
アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種。これらがコーヒーの三代原種です。コーヒーをあまり飲まない方でも、モカ、マンデリン、ブルーマウンテン、マンデリン、と言った名前は聞いたことがあると思いますが、これらはアラビカ種がほとんどなのです。1番お馴染みの品種がアラビカ種。ロブスタ種は少しマイナーなコーヒー豆の品種でもあるのです。そして世界の生産量でも約1%で、最も流通量が少なく、日本でもほとんど見ることがないのがリベリカ種なのです。
ロブスタの存在をもっと知れ!
ロブスタ種とアラビカ種で世界の99%を占めるコーヒーですが、レギュラーコーヒーに使われているのはアラビカ種なんですよね。つまり、メジャーで且つ世界中で愛飲されているのはアラビカ種の方なんです。その割合は世界で流通するコーヒー豆の7〜8割となっています。となると、ロブスタ種は2割程度になります。
出回っている量が少ないので、名前が知られていないのも当然なのですが、コーヒーマニアから言わせてもらうと、ロブスタ種はアラビカ種よりも優秀なコーヒー豆なのです!だから、ロブスタをもっと知れ!と言いたい!
ロブスタが優秀な理由とは?
世間は皆「アラビカ!アラビカ!」と言ってるのに、なぜロブスタが優秀なのか?その理由はなに?
ぼくがお答えします。
ロブスタが優秀な理由とは、"体力"です!
コーヒーに体力?どうゆうこと?クラってバカなの?
と思うかも知れませんが、これマジなんです。
実は、コーヒー豆って病気になるんですよ。「サビ病」と言われているのですが、要するにカビの一種です。アラビカ種はこれに対する耐性が弱く、この病気にかかりやすいので、栽培が難しいのです。
このサビ病に強いのがロブスタなのです。しかもロブスタは病気に強いだけでなく、気候や標高の高さにも耐性があるのです。通常、コーヒー豆は高地で栽培され気候にも敏感ですが、ロブスタは低地での栽培が可能で、気候変動にも強いのです。
言い換えると、アラビカよりもロブスタの方が体力があるということになります。
ストレートで飲んだらアカンやつ!
「早速購入してストレートで飲んでみよーっと!」っと思った方。
ちょっと待った!
ストレートはアカン!
その理由次の通り。
・品質が他とは違う
・ロブスタは味が独特
・ロブスタ流の飲み方がある
1つずつ簡単に説明します。
品質が他とは違う
コーヒーは豆の成分を抽出した飲み物です。この成分に関して、ロブスタはアラビカに比べて「水溶性固形成分(水に溶けやすい成分)」が多いのです。
少量の豆でも成分がたくさん抽出されますので、濃い味のコーヒーに仕上がるのです。なので、インスタントコーヒーや缶コーヒー、水出しコーヒーなどにも多く使われています。
いつものようにストレートで淹れると極端に濃いコーヒーになってしまうので注意が必要です。
味が独特
ロブスタは味が独特なのも大きな特徴の一つです。ストレートで飲むと「泥臭さ」が強く出てしまうので、あまり美味しくないです。苦味も強いです。
なので、ブレンドに適している品種でもあるのです。
ロブスタ流の飲み方
ストレートで飲みたいのであれば、豆の量を少なめにして淹れましょう。もしくは、他の豆とブレンドして飲むことをお勧めします。
苦味がお好きであれば、ロブスタのブレンドはお気に入りになるはず!
実はロブスタはエスプレッソにも最適です。エスプレッソの表面にできるクレマ(ビールでいえば泡のこと。)と呼ばれる泡がとても細かくできるのです。ビールもきめ細かい泡の方が舌触りが滑らかになって美味いですよね!そんな感じで、エスプレッソも滑らかになって良いし味わいになります。
実際にストレートで飲んでみたはいいが…
珍しいコーヒー豆をゲットしたので、文書ではなく動画で紹介🎥
— くら | 趣味力強化中 (@kuuraa_xxvi) 2019年10月12日
ロブスタと言われる品種のコーヒー豆ですが、、、
もうコメントはこれに尽きます。
とにかく苦い!!!
苦い以外のコメントなし!!!#コーヒー pic.twitter.com/UEkw13SbhB
なんだかんだ言うものの、ストレートで飲んでみましたww
感想を言ってしまうと、苦味がめちゃくちゃ強いですね!酸味は苦味が強すぎて感じませんでした。
苦いのが苦手という人には不向きなコーヒーだと思います。ぼくは苦くてインパクトの強いコーヒーが好きなので美味しく頂きました。特に食後にこのコーヒーは最高ですね!口の中がスッキリする感じ!
改めて思うけど、いや〜、苦かったなぁ〜。