「努力しなければいけない」と思うのはオワコン!?
「努力」って言葉、たくさん使われてますけど、どんな意味なんでしょうか。
いろんな解釈をしてる人がいるんではないかと思います。
努力って「めちゃくちゃ辛い」というイメージを持ってる人もいますが、別にそれだけが努力ではなく、いくつかパターンがあると。
やりたくないことを我慢してやる=努力!?
「やりたくないことを我慢してやる」ことが努力と思っていませんか?
確かに、やりたいことがあって、目的があって、そのプロセスの途中にやりたくないことがある、というならまだ許せる範囲なのかもしれません。
しかし、ちっともやりたいと思わないことに対して、目的もなく、嫌な思いを我慢しながらやることって努力ではないですよね。
ただの「我慢」です。
それも努力なのかもしれませんが、間違った努力ということになるかと。
「我慢=努力」ではありません。
昔はそれが正しかったかも、けど今は
昔はそれが正しかったのかもしれない。
それというのはつまり、やりたくないことを我慢してやり続ける努力。
しかし今は違う気がします。
インターネットとスマートフォンが普及したおかげで、圧倒的に多い情報量と人生の選択肢も増えましたよね。
そのせいもあり、好きなことだけ・やりたいことだけをやっていても生きていけるような時代になったわけです。
ユーチューバーやブロガーがいい例だと思います。
いまや立派な職業として成り立っています。
インターネットとスマートフォンの普及はサラリーマンにもたくさんのメリットを与えていることは間違いありません。
サラリーマンにとっても、昔は終身雇用が常識的な考えだったので、転職という概念がない。
つまり、例えその仕事が嫌でも定年退職まで我慢して働くというのが常だったわけです。
要するに間違った努力のこと。
これが根強く浸透して、今でもで努力を「我慢=努力」勘違いしているのかもしれません。
しかし、今は終身雇用の時代から転職が盛んな時代にシフトチェンジしてきています。
転職情報はインターネットのおかげでかなりの情報量を得られるし、スマホを持っていれば常にその情報はチェックできる。
なので「今の仕事が嫌だ」と思えばすぐに転職して、より良い環境に自分の身を置くことが簡単になったのです。
よりよい環境で、やりがいのある楽しい仕事につければ、「嫌々ながら」という言葉は消えます。
楽しい努力に代わっていきます。
要するに、終身雇用から転職の時代へとシフトチェンジしてきたように、努力の質も変わってきたのだと思います。
正しい努力って??
間違った努力っていうことを何度か言ってきましたが、では正しい努力とは何なのか。
僕は努力って3パターンあると思っています。
1.やらないと落ち着かない
努力というかもはや習慣。
歯を磨くのと同じ感覚です。
朝起きたら歯磨き、夜寝る前に歯磨き、これやらないと落ち着かないですよね。
しかも歯磨きなんて、
「よし!頑張って毎日歯磨きするぞー!」
って思いながらやるわけでもないですよね。
気合を入れるわけでもなく、嫌だと思うわけでもなく、生活の一部として歯磨きってやりますよね。
そんな感じで、努力というのも習慣化して、「やらないと落ち着かない」と思えることを毎日やっていた=努力となるわけです。
2.やるまではダルいが、手をつけるとハマっていく、いつのまにかハマる
結構あるあるなパターンじゃないですかね。
最近筋トレにハマっているんですが、あれジムに行くまでがだるいんですよね。
「今日は行かなくていいや!」
みたいな感じで、モチベーションは低いし、行く気が起きない。
しかし、そう思いながらジムに足を運び、いざトレーニングを始めると、不思議と闘争心とかも湧いてきていつのまにかハマっているんですよね。
筋トレに限らずいろんなことに言えると思いますが、嫌だと思いながらもとりあえず手をつけてみるってゆう感覚で物事に手をつけると、「いつのまにかハマっていた!」みたいなことは多いです。
この繰り返しが、結果的に努力というものに繋がったというパターンですね。
3.やりたくてウズウズする
これが一番理想型の努力だと僕は思っています。
何度も言いますが、「努力」って辛くて、楽しいか楽しくないかといえば楽しくないって捉わることが多いです。
そんな概念を覆すようなパターンですよね。
自分の好きなことに熱中して、やっていないとウズウズしてくるようなこと。
僕は中学生の時にドラクエにハマっていたんですが、その時は飲み食いすることもトイレに行くのも忘れるくらい熱中していたし、ゲームをしていない時は常にドラクエのことを考えていたし、ウズウズしていた。
このドラクエを仕事や趣味や自分の目的に置き換えて考えてみると、分かりやすいですよね。
自分はやりたくてやりたくてやってるだけですが、客観的に見れば立派な努力、しかも楽しい努力に繋がるのです。
最高な形の努力です!
「努力=ツラい」ではない
ここまでいろいろ言ってきましたが、結局言いたいのは「努力=辛い」ではないってことです。
もちろん、プロセスの一環として辛い時期はありますが、全てが辛いというわけではありません。
やりたくないと思いながらも手をつけたらいつのまにかハマっていたり、やりたくてウズウズしていたり、結果的に楽しいってことになります。
そんな楽しいことを毎日毎日やっていて、後に振り返ったときに、結果的に「努力」していたんだな~となるのが正解かと。
なので、「努力しなければいけない」と思って努力することって今の時代には無意味な努力になってしまうかなと思うのです。
これからやりたいことを始めるなら、まずは3ヶ月くらい続けてみましょう。
そして、この記事に当てはまるような感覚があれば続けるべきだし、当てはまらないようならさっさとやめて次の新しいことを始めてみるといいかなと。
自分が楽しい努力をできるものは何なのかを探すのも楽しいですよ!
「努力」に関連して、「継続」ということも取り上げた記事も書いたのであわせて読んでみてほしいです。