In to the Cup

趣味に生きるブログ。

自宅のキッチンでコーヒー豆焙煎してみた

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コーヒー好きなら、1度は焙煎というものをしてみたくはないですか?

しかも焙煎って高価な器具とか使わなくても、おウチにガスやIHがあれば自分で簡単に出来てしまうって分かったら尚更やりたくなりません??←かなり押し付けた感じですみません。ということで、今回私も人生初のコーヒー豆焙煎に挑戦してみました。
そして、実際にやってみて分かった、これだけ抑えれば初心者でも上手にできるというポイントをいくつか紹介します。

 

準備するもの

まずはじめに、今回準備したものはこちら。
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・コーヒー生豆 100g
・ハンドロースター
・ザル
以上、3つ。

生豆はAmazonで100g×5パックセットが1500円程度で売っていたのでそれを買いました。
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ロースターはコーヒー豆用ではなく銀杏用でも大丈夫です。

むしろ銀杏用の方が安いので、そちらをお勧めします!
今回使用していたのも、銀杏用!

それでは早速焙煎開始╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

 

手順

①ザルにいれて、流水で軽く豆を洗う

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水に浸して洗ってみると分かりますが、生豆って結構汚れているんですよね。
その証拠に、洗ってるとだいぶ水が汚れてきます。
雑味を出さないためにも、焙煎前には流水で軽く汚れを洗い流しましょう。

②ロースターにあけて、いよいよ焙煎

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流水で軽く洗い流した後は、いよいよ焙煎に入ります。

火の強さは「中火」でスタート。
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数分経つと、流水で洗い流した時に含んだ水分も消えて、香ばしい香りが漂い始めます。
コーヒー豆に火が通ると「ハゼ」と呼ばれる現象が起こります。
ハゼとは、豆の爆発のこと。
このハゼによって豆の中の水分が外に出ていき、豆の色もカラメル色に変化していきます。
1(いち)ハゼ、2(に)ハゼの2回起こりますが、ノーマルなミディアムローストなら、2ハゼが終わったくらいに火から上がるのが丁度いいタイミングかと思います。
火に通している時の注意点として、熱が豆全部に通るように、ハンドロースターを振り続けて中の豆をシェイクしているように動かしていることが重要ポイント!
ムラのないように火を通しましょう。
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③焙煎終了

以上で焙煎は終わりです。
焙煎が終わると豆はこんな感じに。(下写真) 
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ちょっと深煎りしすぎましたね。。。ww
カラメル色ではなく、黒に近い色になってしまいました。
豆は温度が冷めてくるにつれて、ツヤの度合いも徐々に落ち着いてきます。
そして香りも、生豆の香りが抜けてきて、みんなが知ってるコーヒーの香りとなってきます。

④味と香りは新鮮さしか感じられない!

早速、ミルで挽いてドリップ!
ミルで挽いているときに分かりますが、香りから既に新鮮さが伝わってきます。
豆の特徴が香りとなって表現されて、新鮮さが際立ちます。
今回は深煎りだったので、苦味が際立つ香りになりました。
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ドリップしてみると、新鮮な豆にしか見られないハンバーグのような気泡が見られます。
きめ細かく次々と気泡が出てきます。
膨らむ膨らむ!!!

香りから新鮮さが伝わってきたように、味からもそれが分かります。
口に入れた瞬間の舌触りがよくスッキリとした感触はまさにそれです。
劣化したコーヒーにありがちな後味の印象の悪さは全く感じられません。
 

初めての焙煎で分かった初心者の心得

①ロースターに豆を入れすぎないこと。

特にハンドロースターを使うときですが、豆の入れすぎは禁物です。
入れすぎは熱の通りを悪くし、豆全体に熱が行き渡りません。
目安としては、ロースターの底が少々見えるくらいの量がおすすめかと。
 

②火から離しすぎず、近すぎず

焙煎中はロースターの中で豆を転がしますが、その時にあまり火から離さないことです。
離しすぎはロースターの中の熱を冷ましてしまいます。
熱を冷まさないように上手に豆を転がしましょう。
逆に近すぎても禁物です。
深入りになって苦味が増してしまいますので。
適度な距離を保ちましょう!
 

③焙煎中は豆から目を離さない

単純なことですが、とても重要なこと!
生豆はあっという間に色が変わります。
特にハゼが始まってからは、変色が早く、目を話すとすぐにイタリアンローストのような超深煎りの豆になってしまいます。
なので、最後まで目を離さず焙煎を行い、煎り具合を確かめながら焙煎していきましょう。
 

さいごに

いかがでしょうか。
チャレンジしてみると、焙煎の難しさを改めて実感しますが、それ同時にコーヒーのさらなる奥深さに触れることができます。
そして、なんといっても、自分で手間暇かけて仕上げたコーヒーの味は特別です。
簡単なので是非やってみてー(^^)