想像を絶するカプチーノの奥深さ!
カフェメニューを代表する飲み物として存在する「カプチーノ」。
イタリア生まれのエスプレッソ文化から生まれたメニューのひとつです。
名前はよく聞くがいまいちよく分からない。カフェラテとは違う?
という声もよく聞きます。
というわけで今回はカプチーノに着目して、カプチーノって結構奥深いんだよ!ということお伝えします。
意外なところからやってきたカプチーノ
まず最初にお伝えしたいのが、カプチーノって意外ものがきっかけでこの呼び方になったんだよ!ということです。
その意外なものとは、カトリック教会の修道士が着る修道服のこと。
その修道服はカップッチョ(cappuccino)と呼ばれるんですね。
ちょっと「なるほど」と思いませんか?
そしてカプチーノがこの修道服の色に似ている、フォームミルクが修道服のフードのようだ、などの説からカプチーノという名前になったんです。
カプチーノとは
カプチーノ(cappuccino)はイタリアのコーヒー文化のひとつです。
どんなものがカプチーノと呼ばれているかというと、まずカップにエスプレッソを注ぎます。
次にスチーマーで温めたミルク「スチームドミルク」と、同じくスチーマーの蒸気できめ細かく泡立てたクリームのようなミルク「フォームドミルク」を注いでいきます。
エスプレッソ、スチームドミルク、フォームドミルクの比率が1:1:1となるのがカプチーノなのです。
本場イタリアでは、苦味が強いカプチーノが好まれているようです。
実は知らないカプチーノの種類
一言でカプチーノといっても、実はたくさんの種類のカプチーノがあることを知っていましたか?
大きく分けて7種類カプチーノがあるんです。
カプチーノ・キアロ
エスプレッソに対して、ミルクの量が多いもの
カプチーノ・スクーロ
エスプレッソに対して、ミルクの量が少ないもの
ウエット・カプチーノ
蒸気で泡だてられたフォームミルクより、スチームミルクの量が多いもの
ドライ・カプチーノ
スチームミルクよりフォームミルクの量が多いもの
カプチーノ・コン・カカオ
ココアパウダーをかけたもの
キャラメル・カプチーノ
キャラメルシロップが入ったもの
ヘーゼルナッツ・カプチーノ
ヘーゼルナッツシロップが入ったもの
カプチーノの美味しさってどこにある?
カプチーノの美味しさは、なんといっても「ミルク」にあります。
ミルクの泡立て方によって、随分と美味しさが変わってしまうのです。
キメ細かく、なめらかなフォームドミルクとエスプレッソとの相性が、程よく苦みを和らげ、口の中で優しい味に変化していきます。
カプチーノの美味しさはここにあります。
また、シナモンスティックでかき混ぜて飲む事で、シナモンの香りがカプチーノに上品に入り込み、また違った味わいが感じ取れます。
因みに、イタリアではカカオパウダー、アメリカではシナモンが多く使われるようです。
国によっても文化が違うんですね。
あなたの好みはどちら?
カプチーノの奥深さとは
カプチーノの美味しさは「ミルク」にあることはお伝えしました。
では奥深さといえば、ミルクの「温度」ではないかと思っています。
ミルクには"甘く感じられる温度"というのが存在します。
それが60度〜65度といわれているのです。
砂糖を使わない甘さと、フォームドミルクのなめらかさが、飲む人をカプチーノの奥深い世界へと導いてくれるのです。
プロのバリスタさんに作ってもらうカプチーノなら、最高な贅沢気分を味わえますので、機会があればぜひカプチーノを注文してみてくださいね。
さいごに
コーヒーに触れる機会は多いですが、その分、メニューの違いがいまいち理解できていないという人も多いはず。
よくあるのが、カプチーノとラテの区別が良く分からないという人が多いようです。
どちらも、エスプレッソとミルクでつくるメニューですが、作り方が違うんですね。
そして、ミルクの美味しさを味わいたいのであれば、ぜひカプチーノを飲んでみてください。
この記事を読んでいただけたなら、これまでより何倍も美味しくカプチーノを飲めるはずです!
そしてカプチーノでも、たくさんのアレンジがありますので、その時の気分で味を変えてみるのも楽しいですよ!
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