まだまだ初級者だけど、リアルな岩を登った①(御岳ボルダー)
ボルダリングを始めてまだ半年。
週1でボルダリングジムに通い続けています。
グレードは5級、4級をいったりきたり。
決して高いレベルではないが、「外岩」を初めて登ってきました。
無謀な挑戦だったものの、その結果と感想は意外な結果となりました。
今回行った場所
高さがないのに、恐怖感が半端ない外岩
グレードは10級か9級?くらいと、もうホントの初心者向けです。
リアルな岩の感触を掴むために、超初級編からスタートです。
高さもなく、身体を返すようなムーブだけで落とせるという超簡単な課題ですが、実際の岩は、こんな膝丈くらいの高さでも恐怖感があるんですね。
慣れていないので当たり前ではあるが、岩を掴んだときの感触と、マットを敷いてるとはいえ、足元にゴツゴツした岩があるので、恐怖感がものすごくあります。
ホールドを掴んで足をかけると、リアルな岩の硬さが全身に伝わり、落ちたら危ないという緊張感が一気に走るのです。
ジムと外岩の違い
❏ジムは安全だということ
外岩を登ると、改めてジムは安全だということが分かります。
外岩に行くには自分でマットを持って行かなくてはなりません。
なのでマットの大きさに限界があり、そのマットの上に落ちなければなりません。
もちろん、マットから外れたところに落ちれば大怪我の恐れがあります。
それに比べて、ジムではマットが一面に敷かれており、どこに落ちても安全という体制がとられています。
そのマットも分厚いので、多少落ち方が悪くても軽度な怪我で済むのです。
❏落ちたら危ないという危機感が緊張に変わる
外岩は落ちたら危ないです。
怪我することもあるでしょう。
しかし、そんな危機感が自分の気持ちを高め、「上まで登らなくてはいけない!」という思いを強くさせます。
なので、途中で腕が辛くなっても、気持ちで登りきれることが多々ありました。
❏仲間が増えて、一体感が生まれる。
私のグレードは6〜5級です。
まだまだグレードは低く、下手なレベルです。
外岩に行くと、グレードが低い人もいますが、高い人もたくさんいます。
そのプロ級に上手い人たちが、私のような初外岩の人たちやグレードの低い人たちを応援し、サポートしてくれるのです。
すると、1つの岩ので一体感が生まれるのです。
下手な人たちや初心者の人たちを暖かく応援してくれる雰囲気がとても好きになりました。
一体感があり、そこで出会った人たちから「ガンバッ!」と声を掛けられる中で登るのは、気持ちがよくモチベーションも上がります。
今回登った岩の名前
- すべり台
- 溶けたソフトクリーム岩
- 他名前が分からない岩3つ(分かったときに更新します。)
さいごに
外岩は確かに恐怖心があります。
岩は固いし、落ちたら怪我します。
なので外岩初心者にはマイナスなイメージを持ってしまいがちです。
しかし、ジムでは決して得られない経験が得られるのは確かです。
青空の下で、緑の大自然に囲まれた中で過ごす時間は最高です。
岩を「登る」という感覚ではなく、「遊ぶ」という感覚で行くと、恐怖心に浸ることなく、楽しむことができるでしょう。
そして登っているときに声援をくれたり、サポートしてくれるボルダー達との出会いは、その場で一体感が生まれさらにモチベーションも上がります。
これもジムではめったに味わえない気持ちにさせてくれます。
成功した時の達成感ももの凄く大きいです。
外岩はうまい人たちが行くものと思っている方も多いと思いますが、そんなことはありません。
むしろジムよりもウェルカムな雰囲気がありました。
ジムで6級くらい落とせるようになれば、一度は行ってみると良いかもしれません。
クライミングの一味違う楽しみをぜひ味わってみてください。
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