In to the Cup

趣味に生きるブログ。

大学院は本当に就職に不利か!?(修士課程)

こんばんはyusukeです。

今回はコーヒーから離れたテーマで書いてみました。

「大学院」について。

 

(大学院は修士課程2年、博士課程に進めば更に3年。今回は修士課程2年で修了した場合について書いていきます。)

 

就職に不利と言われる大学院進学なんですが、「そんなのは嘘だ!」ってことを実体験を基にお伝えします!

これから大学院への進学を少しでも考えているなら絶対に読むべし!

f:id:yusuke--k:20190409025929p:image

世間の大学院のイメージ

日本ではそれほど大学院というもの自体に価値を感じなかったり、大学の延長線上という考え方が根強く浸透しています。
その影響もあるのか、「大学院進学は就職に不利だ!」と言われることも少なくありません。
今回は、私が大学院に進学して、就職が決まるまでのリアルな話しから、本当に大学院進学は就職に不利なのかどうかについて、ジャッジメントします!
 

なんで不利と言われているのか

そもそもなんで大学院を出て就職するのは不利だと言われているのでしょうか?

その理由は大きく3つあると思います。

 

年齢

まず年齢について。

学部卒で入社と、修士卒で入社だと、2年の差があるわけです。

2年という時間は大きいですよね。

わずか2年、されど2年。

院卒で入社した時は、学部卒の人は社会人3年目になっているわけです。

3年目となると、もう1人で仕事を任せられる人も多く出てきます。

となるとやはり、学部卒の新卒の方が好まれる気はしますよね。

時間というロスをネガティブに捉えている企業も多いので、そうゆう理由で不利と言われているんですね。

 

「社会性がない」とかいうわけの分からない偏見を持たれている

専門性があることが、逆に視野が狭いと思われている。

そのせいで社会性がない人間だと思われていることも。

まったく、失礼しちゃいますよね!!

視野が狭いので広い分野のコミュニケーションが取れない、とかも思われる。

「むしろコミュニケーションなんて社会人になってからナンボでも上がるわ!」

「そんな偏見を持ってるお前の方が視野も狭いし、社会性もないわ!」

っと言ってやりたいくらいですね!

 

学部の延長だと思われている

大学院が就職に不利といわれる理由は、これが一番の理由かもしれません。

「学部の延長」だと思われていること。

日本の大学って、大学の勉強よりもバイトとかサークルを優先してしまう傾向があります。

そんな生活が2年の延長されただけ、と思われているケースが多くあります。

「大学院って何やるの?学部の延長みたいな感じでしょ?」

幾度となく言われてきたこのセリフ。

そして幾度となく顔面パンチを食らわしてやりたかった!

 

実録!yusukeの就職活動

では、私の就職活動はどうだったのか!
実録!
最終的な活動記録はこんな感じ!
 
エントリー数:9社
そのうち
内定:1社
選考途中辞退:3社
就職活動期間:約3ヶ月(4月〜6月)
 
大学院は修士課程と博士課程がありますが、実は博士課程よりも修士課程の方が忙しかったりします。
多くの企業にエントリーすればするほど、研究に費やす時間を削られるし、卒業できないリスクも高まる。
学部生のように、業界を知るためにとにかく多くの会社説明会に参加するようなことは、不可能と考えてもいいくらい時間との勝負。
なので、可能な限り時間をかけずに、短期・省エネで。
そして効率的に。
 

より効率的に就活するには?

時間を費やせないだけに効率性が求められます。
なので、エントリーするのも10社以内に納めたいと思っていました。
効率的に行うためには、
「行きたくない企業にはエントリーしないこと」
これが1番!
そして、1番最初に内定を頂いた企業に就職を決めてしまいましょう。
就職活動は不安も伴います。
「内定もらえなかったらどうしよう。。。」みたいに。
私もそうだったのですが。
そこで、保険を掛けるような感じで、むやみにエントリーを出してしまうと、時間と体力のロスにつながります。
ですので、行きたい企業にだけエントリーをして、一番最初に内定をもらったところに決めてしまいましょう。
 

結果、不利と感じたことはない!

大学院生の就職活動は、学部生と一緒にグループディスカッションをしたり集団面接をします。

私の場合は4歳くらい年下の学生と一緒にやったわけです。
大学院生に出会ったことはほぼ皆無。
だからといって、選考で学部生よりも不利だと感じたことや、面接で相手にされないというようなことはありませんでした。
大学院卒のネガティブな説は全く無かったというのが、私の結論!
むしろ、「院卒」ということに企業が関心を持ってくれたり、面接でもよく話を聞いてくれました。
また、熱心に研究に励んでいるのであれば、大学院では理論的思考がかなり身に付きますので、面接やグループワーク・ディスカッションでもその力は活かすことが出来ました。
結果、26歳にして新卒で、しかも志望業界へ入社できたわけです。
 

さいごに

「大学卒業後、大学院に進学したい。」
「博士課程まではいかなくとも、修士課程には進みたい。」
という思いはあるが、
「大学院までいくと、就職には不利になる。」
こう考えている人は未だ多いのです。
しかし、実体験から言わせてもらうと、そんなことは全くない。
大学院進学を考えているのであれば、就職活動のことなど考えず、是非進学すべきなのです。
大学院進学は決して就職活動に不利ではありません。
逆に企業側は自分に興味を持ってくれます。
むしろ有利!
また、ビジネスでも活かせるような理論的思考だったり、考える力は学部生よりも訓練しているので、院卒生の方がはるかに長けています。
学部生よりも大学院生の方が武器となるスキルは多いんです!
 
 
コーヒーもよろしく!