まだまだ初級者だけど、リアルな岩を登った④(御岳ボルダー)
この冬2度目の御岳ボルダー。
12月の中旬ということで、快晴でしたが気温も低く、身体も冷える気候の中登ってきました。
人間の身体は寒さのせいでベストコンディションとまではいきませんでしたが、岩の状態はベストコンディション!
寒さの中登っていると、自然と身体も温まり、天気も身体も岩も良好でした。
今回は、前回のリベンジ『人形岩』『日陰岩』、初課題となる『遊歩道岩』『砂箱岩』に触ってきました。
レポート的な感じで書いてみます。
人形岩(4級)
早速前回のリベンジを果たしました。
人形岩は手を意識しがちな課題だと思います。
しかし、実は意識しなければいけないのは足なんですね!
これが前回落とせなかった原因。
足の位置を把握しながら、しっかりと固定しながら進むと、手も自然と楽になります。
2日目のトライでようやく落とすことができました。
リベンジ成功です。
日陰岩『New Soul』
今回もこの岩に触ってきました。
何度見てもこの日陰岩は大きくて迫力があります。
表と裏では岩の印象が大分違うんですね!
そして"日陰岩"と呼ばれるだけあって、日が当たらないのでここにいると冬はとても寒いです。
この岩でのハイグレード課題は「嶺の夕」ですが、もちろん私自身そんなレベルでは無いので、「New Soul」に手をつけてみました。
これを落とせるレベルでも無いのですが、やはりこの岩を見ると触ってみたい気持ちが芽生えますね。
なので、隕石が地球に落ちる確率よりも低い完登率ですが、トライしてみました。
結果は案の定完敗という感じでしたが、何度もトライしながら一手ずつ進んでいきました。
4手目あたりまでいけたのですが、そこら辺のカチがキツすぎだったな〜。
次回は5、6手目・・・といけるようにしたいですね。
遊歩道岩『遊歩道トラバース』
多摩川に沿って走る遊歩道を歩いていると、この「遊歩道岩」に出会います。
『遊歩道トラバース』という1級課題に挑戦です。
そしてそのウォーミングアップで7級2本をサクッと登る予定でした。
ところが、この7級が落とせない!
岩のエッジスタートの課題は悠々と完登ですが、中央の7級はスタートが決まらず苦戦。
絶妙に力が入らない体勢のおかげで身体を保てなかったのです。
何度も挑戦した故のようやく完登。
スタートが決まればオッケーという課題でした。
そして肝心のトラバースは真ん中までしか行けず断念です。
足の位置が定まらず、それに加え岩の左から右に行くという横移動のムーブが難しかったです。
岩中央まで来ると、少し下がるような動きがあり、ピンチやトウフックを使いながらのムーブですので、筋力も使います。
まだまだ自分の筋力やトウフックが甘いと実感した課題でした。
砂箱岩(5級)
この日最後は『砂箱岩』。
5級に挑戦しましたが失敗。
ほとんどガバホールドだったのですが、最後に手をつけたこともあって腕に力が入らず。。。
次回のリベンジはこちらの5級に決めました。
全体的に砂箱岩の課題はムーブが重要なのでしょうか?
5級も含め、上の課題をやっている上手い人たちを見ていてそんな印象を受けました。
冬の御岳を楽しむポイント
ボルダリングの経験がまだ浅いということもあり、ボルダリング(外岩)は冬だと寒いし、誰も登ってる人なんていないと思っていました。
ですが、そんなことはありませんでした。
むしろ寒くなってきた頃が外岩のベストシーズンのようです。
その理由は、寒い方が汗をかきにくく、手が滑らないことや、虫が少ないことがメリットのようです。
なのでこの日も12月という寒い季節ながら多くのクライマー達が外岩を楽しんでいました。
また、冬だと空気も澄んでいるので景色も綺麗で、岩場にいるだけでも気持ちが良いです。
冬ならキャンプ用のコンロなどを持参して、岩場で川の水が流れる音を聞きながら暖かいスープやカップラーメンを食べるのもさらに楽しい外岩ボルダリングの時間になります。(※ゴミは必ず持ち帰りましょう。)
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