白州蒸溜所見学ツアーは無料ではなく有料ツアーに参加しろ!
念願の「白州ウイスキー蒸留所」ツアーに参加してきました。
ツアーの内容やガイドが素晴らしく、五感で体感できるものでした。
今回はこの「白州ウイスキー蒸留所ツアー」の素晴らしさを、ストレートにお伝えします。
ツアー開始前から感動!!
白州蒸溜所の受付では、ツアーの参加者は待合所へと案内されます。
参加者15名ほどが待合所に集まります。
その館内には、大きな蒸留釜が置いてあるのです。
ツアー開始前なのにも関わらず、この大きな蒸留釜には圧倒され、テンションも上がってしまいました。
これだけではありません。
待合所の館内には他にもたくさん置かれていました。
そこでまず発見したのが、25年もの白州ウイスキーです。
こんな感じで置かれていると、今や本当に貴重な存在であることが感じられます。
もちろん、ウイスキーは日本だけでなく、世界中で愛されているお酒です。
このように、世界の代表できないウイスキーの解説もありました。
ツアー開始から五感が研ぎ澄まされる
ついに、ツアーが開始です。
まずは「仕込」のエリアからスタート。
建物内に入った瞬間、体感温度も高くなり、麦の香りと発酵による香りが鼻に入ります。
ウイスキーに使われる数種類の麦とピートが置かれているので、実際に香りを嗅いで、手で触れることもできます。
そして、いよいよ本格的な仕込みのエリアです。
仕込は、糖化やマッシングとも言われているんですね。
ここでは、「マッシュタン」と呼ばれる巨大なタンクを使って大麦を糖化させて麦汁を作っています。
67度〜70度の温水が使われるとのことだったので、館内の温度が暑いのはこのせいだったんですね。
中まで見ることができるウォッシュバック
続いては発酵です。
木で作られたこちらの発酵槽は「ウォッシュバック」と呼ばれているんですね。
深さはなんと5メートル近くあるとのことだったので驚きです。
この中で、先ほどのマッシングによってできた麦汁に酵母を加えることで発酵させているんです。
そのポットスチルもこのように間近で見ることができました。
この釜を使って発酵でできたモロミを度数の高いお酒にしていくんですね。
近くで見るとかなり大きいです。
そして、ピカピカと輝きを放っていました。
白州蒸留所では、この窯の下から直火で加熱して蒸留を行うそうです。
貯蔵庫としている建物の入り口を入った瞬間、ウイスキーの香りに包まれました。
貯蔵庫なので当たり前のことですが、そこにはウイスキーが入った無数の樽が何段も重なって、列になって置いてあるのです。
圧倒的な貯蔵量です。
樽には一つ一つ番号が記入され、念入りに貯蔵されています。
徹底的な管理が施されているようです。
エンジェルズシェア(天使の分け前)の解説もガイドさんがしてくれました。
わずか数年でこのように樽の中のウイスキーは蒸散してしまいます。
しかしウイスキーは「天使が飲んだ分だけ、美味しくなる」ともいわれるのです。
テイスティングの感想を率直にいうと、ウイスキーとその原酒では味が全く異なります。
どんな味と香りだったのかは、実際に体験してのお楽しみです。
ここで言ってしまうと本番の楽しみが半減してしまいますからね。
ここではウイスキーのテイスティングだけでなく、美味しいハイボールの作り方のレクチャーもありました。
テイスティングタイムでは、車の運転などでテイスティングできない人たちにも素敵なお土産が用意していました。
お酒が飲めなくても十分に楽しめるのが白州蒸留所ツアーの良いところです。
ツアー用にマッシュバックの一部分がガラス張りになっていました。
写真だと分かりませんが、この中はたくさんの泡がブクブクとたっていました。
これは発酵によって発生する炭酸ガスです。
発酵している真っ最中という場面をこうやって間近で見れるのは、ツアーでしかできません。
迫力ある大きさに感動した蒸留釜
ウイスキー造りといえば「ポットスチル(蒸留釜)」といっても過言ではありません。そのポットスチルもこのように間近で見ることができました。
この釜を使って発酵でできたモロミを度数の高いお酒にしていくんですね。
近くで見るとかなり大きいです。
そして、ピカピカと輝きを放っていました。
白州蒸留所では、この窯の下から直火で加熱して蒸留を行うそうです。
白州蒸留所ではポットスチルの種類が豊富でした。
ポットスチルの形や大きさによって出来上がる原酒は異なります。
これほどのポットスチルを備えてているのは白州蒸留所だけなのではないでしょうか。
ウイスキーづくりの1番のポイントともいえる貯蔵庫
最後の見学エリアは貯蔵庫です。貯蔵庫としている建物の入り口を入った瞬間、ウイスキーの香りに包まれました。
貯蔵庫なので当たり前のことですが、そこにはウイスキーが入った無数の樽が何段も重なって、列になって置いてあるのです。
圧倒的な貯蔵量です。
樽には一つ一つ番号が記入され、念入りに貯蔵されています。
徹底的な管理が施されているようです。
エンジェルズシェア(天使の分け前)の解説もガイドさんがしてくれました。
わずか数年でこのように樽の中のウイスキーは蒸散してしまいます。
しかしウイスキーは「天使が飲んだ分だけ、美味しくなる」ともいわれるのです。
ここでしか飲めないウイスキーも!いよいよ試飲タイム!
すべての工程の見学を終えて、最後はテイスティングタイムです。
出荷停止になった白州ウイスキーも用意されていました。
今となっては、非常に価値のあるテイスティングです。
ここで用意されたのは、原酒2種類と白州ウイスキー2種類です。
原酒も市販されていることはめったにないので、全種類が超レアなウイスキーです。
テイスティングの感想を率直にいうと、ウイスキーとその原酒では味が全く異なります。
どんな味と香りだったのかは、実際に体験してのお楽しみです。
ここで言ってしまうと本番の楽しみが半減してしまいますからね。
ここではウイスキーのテイスティングだけでなく、美味しいハイボールの作り方のレクチャーもありました。
テイスティングタイムでは、車の運転などでテイスティングできない人たちにも素敵なお土産が用意していました。
お酒が飲めなくても十分に楽しめるのが白州蒸留所ツアーの良いところです。
併設されていた「バー白州」
今回は25年もの白州ウイスキーを飲むということも目的としてあったので、併設していた「バー白州」を覗いてみます。ひょっとしたら、ここだと安く飲めるのではないかと胸を膨らませていましたが、そんなことはありませんでした。
なんと、わずか15ml2,900円というお値段!
考えた挙句、断念することに。
やはり、ここでも白州ウイスキーはもうすでにレアものとして扱っていたのです。
さいごに
ウイスキーが好き!興味がある!という気持ちが少しでもあるならば、このツアーには是非参加してみてください。
そして、ツアーは無料ではなく、絶対に有料ツアーで申し込むべきです。
楽しさが何倍も違いますし、有料といってもわずか1,000円です。
日本を代表する白州ウイスキーの美味しさを引き出すためのたくさんの工夫が、このツアーで五感をフルに使って知ることができます。
その為値段も高騰しているのです。
そんな世界でも認められる日本のウイスキー造りを目の当たりにできるチャンスは私たち日本人の特権でもあります。
ぜひ一度、足を運んでみては?