自衛隊の航空祭に行ってきた
日本には自衛隊という組織がありますが、その現場を滅多にお目にかかることはないと思います。
そんなこともあり、休日を使って茨城県小美玉市にある百里基地の航空祭に行ってきました。
初めて見る戦闘機の迫力と、そこで得た感動をお伝えします。
航空祭とは
航空祭は航空自衛隊が国民の更なる理解、協力、信頼を得るために開催さるイベントです。
航空祭の他に、音楽隊演奏、航空機の体験飛行なども行うときがあります。
開催場所は全国の基地で開催されています。
▶▶▶全国の航空自衛隊イベント情報はこちらから(広報|防衛省 [JASDF] 航空自衛隊)
百里(ひゃくり)基地とは
百里基地は、茨城県小美玉市百里・与沢にある航空自衛隊の飛行場です。
関東でたった1つの戦闘航空団が所在する自衛隊の基地でもあります。
基地内にはF-1や「ファントム」の名称で知られるF-4戦闘機の実物が常時展示されており、見学することも可能です。
始発電車でも大混雑
全国から人が集まってくるだけあって、混み具合が半端ない。
この日は始発電車に乗って石岡駅に着き、石岡駅からは臨時バスで百里基地まで向かうというスケジュールで行きました。
休日の始発電車にも関わらず、ほぼ満員です。
常磐線は車両も多いので、駅に着いた時は駅中が大混雑です。
朝6時半に石岡駅に着いたのですが、そこから1時間待ちでようやくバスに乗れました。
冬場の早朝なので、バス待ちの時間はさすがに寒かったです。
そこからバスに乗って40分で百里基地到着です。
心を打たれるような航空機の迫力とは?
航空機を間近で見た感想は、航空機の"迫力"というものに心が釘付けになりました。
航空機から放たれるエンジン音と飛行スピードには、間近で見たときしか実感できない迫力がありました。
航空機のエンジン音は地面が揺れるほどの勢いがあり、それが自分の足にも伝わってきます。
そしてスピードにはとにかく速さがあり、あっという間に目の前を通過していきます。
目の前を航空機が通過した後に、遅れてエンジン音が自分の耳に伝わってきますので、そこでも改めて航空機の速さが実感できます。
航空機の動きにもキレがあって魅了されてしまいました。
回転したり、上下左右に動く機体はキレとスピードがありました。
編隊を組んでの飛行はまさに圧感です。
そして、「ファントム」のカッコ良さは格が違いました。
飛んでる姿と、地面を揺るがすほどの爆音は観客を迫力と感動で包み込んでいました。
展示コーナーも充実
航空祭は航空ショーだけでなく、航空機のレアグッズの販売、食べ物の出店、展示コーナーも充実しています。
ここでしか買えないものがたくさん販売されており、お土産には最適です。
展示コーナーでは、自衛隊員が実際に使用しているパラシュートに乗れたり、航空機の操縦席に乗ることもできます。
他にも、洪水の時に使用する救助ボートや人命救助で使用する道具がたくさん展示してありました。
まとめ
ニュース番組等では自衛隊の活躍はよく耳にしていると思いますし、どんな組織かも知っている人は多いと思いますが、実際にこのように彼らの活動を間近で見ることはそれほど多くない機会でしょう。
実際に彼らの活動の場に足を踏み入れ、自分の目で見たり聞いたりすると、そこでしか味わえない感動や迫力があります。
自衛隊の基地の中に入るだけでも貴重な体験ですので、皆さんもぜひ一度行ってみては?
飛行機が好きじゃなくてもきっと楽しめるイベントですよ!
▶▶▶百里基地の詳しい情報はこちらから(百里基地 -HYAKURI AIR BASE- | [JASDF]航空自衛隊)