おっさんがプロ野球を好きになる理由
小学校から野球を始めて、中学、高校と野球を続けてきました。
大学でもサークルに入って、プレイする頻度は少なくなったものの、一応野球には関わっていました。
現在は社会人になり、野球とは縁のない生活を送っています。
毎日スーツに袖を通し、正真正銘のリーマンとして社畜生活です。
典型的なおっさんの仲間入りだなぁ〜…
っと考えたときに、、、
「どうしておっさんたちはプロ野球を見るのか?」
と、ふと思ったのです。
せっかくなので、ブログに書いてしまえ!
ということで、
「どうして、おっさんたちはプロ野球を見るのか?」
それをテーマに書いてみました。
そもそもプロ野球を見るおっさんは多いのか?
「そもそもプロ野球を見るおっさんは多いのか?」
という問いについてですが、その前に、
「そもそもおっさんとは何歳から何歳までなんだ?」
ということになります。
みなさんはどうお考えでしょうか?
完全な偏見と独断で失礼しますが、立派におっさんと呼べるのは「40代と50代」ではないでしょうか。
(誠に失礼ですが、この記事ではこのように定義させて頂きます。)
では本題に入り、
「そもそもプロ野球を見るおっさんは多いのか?」
ということですが、答えは、
「YES」。
メジャーなスポーツとなっている、野球、サッカー、バスケットを対象にしたマーケティング調査があるようです。
統計学的な調査であり、信頼度も高いようです。
やはり、プロ野球を見るおっさんは多いのです。
なぜプロ野球なのか?その理由は?
理由はたくさんあるとは思いますが、私が考えた理由は以下の4つです。
- 日本全体の人口で、若い層よりもおっさん層が多い
- 未だ巨人V9の余韻が残っている
- 一球が創り出すドラマがおっさんの心を掴む
- ビールを飲みながら観戦できる
まず最初に、「日本全体の人口で、若い層よりもおっさん層が多い」
ということについてですが、これは現在の日本の社会問題でもありますね。
少子高齢化です。
人口ピラミッドで40代以上の割合が非常に多いわけですから、プロ野球のファン層もおっさん層が多くなるのは当然のことと考えられます。
ということについてですが、これは現在の日本の社会問題でもありますね。
少子高齢化です。
人口ピラミッドで40代以上の割合が非常に多いわけですから、プロ野球のファン層もおっさん層が多くなるのは当然のことと考えられます。
次に「未だ巨人V9の余韻が残っている」
についてです。
1965年から1973年まで、読売ジャイアンツが9年連続でペナントレース優勝を果たし、日本シリーズも制覇しました。
永久欠番を背負う川上哲治監督のもと、2人のスパースター「ミスター・ジャイアンツ 長嶋茂雄」が3番、「世界のホームラン王 王貞治」が4番に座り、ON砲とも呼ばれていました。
彼らを筆頭に、真のプロ野球黄金時代を築いた時代です。
高度経済成長期という時代でもあり、世間は非常に明るい時代でもあったようです。
かなり影響力のあった時代ですので、現在もその余韻が残っていることが十分に考えられます。
それを証明するように、私もその時代には生まれていませんが、ジャイアンツの試合は一番気になります。
そして「一球が創り出すドラマがおっさんの心を掴む」
ということです。
サッカーやバスケットとは異なり、野球は常にボールとプレイヤーが動いているわけではありません。
ピッチャーがキャッチャーに向かってボールを投げるのが、試合の中で大半を占めます。
野球が好きではない人にとっては退屈なスポーツです。
好きな人にとっては、ピッチャーが投げる一球一球にドラマに感じるひともいます。
そして、このドラマの中で
「直球勝負」「真っ向勝負」「まっすぐ一本」「フルスイング」
というような言葉も生まれます。
男らしさ、チャレンジ精神、向かっていく勇気のような少々精神論っぽい視点がこのような言葉を生み出すのではないかとも思います。
そして、この精神論っぽい感じがおっさんを夢中にさせる要因となっているのではないでしょうか。
さいごは「ビールを飲みながら観戦できる」
です。
野球場にいって野球を見ながらビールを飲むのは最高です。
野外球場ならさらによし!
家のテレビで野球を見ながらビールもいいですね。
サッカーやバスケットにはない落ち着き具合と試合の流れるスピードがちょうど良いおつまみとなるのです。
さいごに
「プロ野球好きのおっさん」という言葉をよく耳にします。プロ野球ファン=おっさんが多い、というのは偏見かもしれませんが、間違ってはないような気もします。
しかし、近年は多彩なファンサービスも盛んですし、女性ファンが激増しているのも事実です。
野球人口は減っていますが、プロ野球ファンは増加傾向にあります。
数年後にはこれまでの固定観念は消滅するような感じですね。
いずれにせよ、プロ野球を楽しく、熱い気持ちで見るには、おっさん的視点で見ることも大切です!
楽しい休日ライフとして、みんなおっさんになってプロ野球を盛り上げましょう!