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Toast!!

Nature gives you the face you have at twenty; it is up to you to merit the face you have at fifty. (Coco Chanel)

一つのことを追求するということ

日記 スキルアップ

 大学院修士1年目が終了。1年目を終えての感想は、学部1~4年までの学生生活とは天と地であるということ。常に課題や研究に追われる。同時に、1つのことを追求することに関しても多くの考えが生まれる。そこで、この1つのことを「追求」するということに関して自分なりの考察を書いてみる。

 

常に何かがセットである

大学院修士課程は2年間。この2年間は常に自分の研究テーマについて追及する。これが主たるミッション。では、この2年間という時間の中では研究だけをしていればよいのかというとそうではない。もう一つのミッションが授業課題である。毎週のように課せられる。優先順位的には

1.研究  2.授業課題

なのだがどっちらもマスト、つまり"やらなければいけない"ミッションなのである。こうなると研究という1つのものを追求しなければならないにも関わらず、他のものも同時にマストなものであるとすると、後者はどうしてもお荷物になる。かといってどちらか一方だけに労力をつぎ込めば卒業は不可となる。

 これを私たちのライフスタイルに当てはめてみる。

研究=仕事  授業課題=プライベート(又は=家庭) 成績=人生の幸福度

と仮定する。

 結婚していて家庭を持てばプライベートへの責任は更なるものだ。こうなると、どちらか一方だけに労力を注ぐということは難しいであろう。つまり、1つの物事の追求のには何かがセットになって付いてくる。追求"だけ“をするというのは不可能に近い。結婚していて家庭を持ちながらも仕事ばかりしていては家庭に何らかの問題が生じる可能性は高まり、それが自分の幸福度の低下を招く。かといって、プライベートだけに重点を置けば仕事に支障が生じる。

 結局のところ、文武両道という言葉に習い、「両立」という考え方を持つ方が良いように思う。研究と授業課題の両立、仕事とプライベートの両立。いかにバランスよく行うかによって、そのバランス具合が成績、つまり人生の幸福度を上昇させるのかもしれない。

完璧主義であるほど終わり無き -過ぎたるは及ばざるがごとし-

 結論から言うと、完璧主義は疲れる。しかし、その完璧主義の裏にあるのは失敗に対する恐怖心やプライド。

 ある1つのミッションを課せられたとする。自分の場合、毎週のように課せられる英語のプレゼン。資料作成は必須。発表内容は毎度変わる。作業は情報収集から始まり、資料作成、且つ何を口頭で言おうかと徐々に検討していく。一通り仕上がって資料や口頭発言をチェックしていくと単語が分からなかったり内容をいまいち理解していない部分もあったりして不備が見当たり修正に入る。そして再チェック。また不備を見つけ再び修正、そして再々チェック・・・・。完璧を求めるあまり、この循環に陥っていく。陥り具合が深ければ深いほど、休みの時間を犠牲にしてまでもその作業に向かう。疲労は増すばかり。本当に疲れる。過ぎたるは及ばざるがごとし、やりすぎは足りないのと同じである。

 では何故この循環に陥ってしまうのか?何故完璧主義なのか?その原因はミッションの難易度や内容の問題ではなく、自分という人間の性質にあると考えられる。それはつまり、プレゼン本番での失敗に対する恐怖心であり自分のプライド。失敗することの恥ずかしさ、他人からの評価といったものだ。なので「失敗するのは当たり前」というスタンスで挑めば、準備はある程度区切りがつき悪循環に陥ることなく作業に取り組むことができるかもしれない。またそのスタンスが自分の性質を変えることにも繋がってくるだろう。

Simple & Complex

 何に関しても、追求するということはそれに対する情報を得るということ。追求と情報量は比例する。ここで大切なのは、追求する物事に対する考えの軸。情報はあまりに多すぎると混乱を招く。ここで、軸を持っていれば情報整理が可能となり単純かつ明快に思考の整理ができる。複雑なもの整理し簡便化していく。

 人に説明するときは一層この思考整理と簡便化が大切になってくる。自分が話してとして誰かに説明するときやプレゼンするときは、話し手と聞き手の情報量には差がある。ほとんどの場合話し手の方がより多くの情報を持つ。そこで、情報が多いあまりむやみに話を進めてしまえばせっかくのパフォーマンスも水の泡。聞き手は理解出来ず話し手のただの知識自慢に終わる。頭の中の情報、思考に軸があり且つシンプルであれば、聞き手に聞きやすい説明となって理解度も増す。

 物事をシンプルに考えるのに参考となるのが「料理の四面体」という書籍。モデル化思考という考え方を取り上げている。難しく聞こえるが料理という皆が日常生活に行うものを題材にしているので分かりやすい。ほんのわずかな考え方の違いで自分のパフォーマンスをレベルアップしてみてはいかがか。

 

以上、「追求」に対する自分の考察。