In to the Cup

趣味に生きるブログ。

現実はかなりハードだった大学院生活。

大学院に入って最初の半年がようやく終了。

「大学院ってヤベェ〜!」

って思ったことを書いてみました。

就職か進学か迷う学生さんは1つの判断材料になればいいなと思います。

 

まだまだ消えない大学院の見方

大学院に進学する学生って少ないですよね。

10人に1人にも満たないと思います。

なので実際にどんなところなのか知らない人が多いです。

そのせいもあってか、大学院は学部4年の延長線上にあるという考えを持つ人は多いです。

だから言わせて頂きたい。

決してそんなことはない!

 

では学部の4年と大学院だと何が違うのか?

それは「授業のスタイル」「忙しさ」「自己管理の重要性」の3つが大きく違います。

 

気の抜けない大学院の授業

先生によって授業スタイルは異なるものの、少なくとも2〜3の授業はプレゼンがメインになります。

プレゼンの準備をしていなければ授業が進みません。

プレゼンの内容もハードなため事前準備は必須。

トピックは自分が全く未知なものなら、自分自身でゼロからリサーチして、ある程度専門性の高いレベルまで持っていく必要があります。

休めばいい、代筆すればいい、と考える人もいますが、そもそも大学院の授業は少人数です。

少人数なだけに、1人のプレゼンの責任は重く、他の学生に対する迷惑も大きいです。

更には、少人数のために先生は名前と顔を覚えているってことが休めないサボれない要因にもなります。

休みや代筆といった学部時代に通用したことも通用できなくなってしまうのです。

 

時間が恋しくなる忙しさ

なぜ忙しいのか。

その要因は"課題"

常に課題に振り回される日々です。

1番の忙しさの要因です。

授業で課題が出されることは多々ありますが、日本語ならなんとか大丈夫。

英語なら本当に厄介者です。

ましてや専門分野の英語。

 

英語の論文を読んだり、英語でプレゼンをしたりと、課題は多いです。

 

母国語ではないので、せっかく情報を頭にインプットしても、その瞬間に情報は水の泡となり消えていきます。

結果、資料を1時間で1ページも読めないといった日々を送ることに。

英語という負のスパイラルが生まれ、マンネリ化し、英語課題に触れれば触れるほどひどくなります。

極論を言えば、大学院生活は英語に始まり英語に終わるといっても過言ではないと思います。

まるで国内留学です。

これに加え自分の研究も進めなければいけない。

忙しさは学部の時とは比べてはいけません。

 

自己マネジメント力って大事!

その忙しいということもあり、自身の計画性が必要になります。

そしてプラン通りにアクションを起こすことがポイント。

いわゆる自己マネジメントってやつですね。

プラン通りにアクションを起こせるか否かでかなり大学院生活は違ったものになってくるように思います。

同時に休むこともや遊ぶことも重要。

休むことに関しては、とにかく1日中活字と睨めっこしている日々が多いため、人と話さなくもなるし、ストレスも溜まります。

私はそれほどおしゃべり好きな性格ではないが、誰かと話がしたくなったり、話さないとストレスを感じてくることも多々ありました。

そして、休むことに関しては、中途半端に休もうとするとついつい課題のことや研究のことを考えてしまい、結果休まずに取り組んでしまう。

すると体や頭は疲れているのでダラダラとその日を過ごすこととなり、キッパリと休めばよかったと後悔しながらその日を終えることになります。

ON・OFFの切り替えをして、しかっりとした自己マネジメントを行うことが必要です。

 

まとめ

この記事で挙げた3つはどこの大学院に入っても、経験することになると思います。

いずれにせよ、大学院は学部の延長線ではないということを分かってもらえたら嬉しいです。

しかし、自分の好きなテーマについて追及していくということは、楽しさもあります。

これは実際にやってみないと感じられないこと。

大学院進学を考えていれば、是非この楽しさも味わってほしいです!